RHODIAのオレンジ色が好き。私がRHODIAと呼んでいるのは、RHODIAというロゴが描かれたノートのことだ。せっかくなので、由来を調べてみる。
RHODIAを生んだ会社は1932年に創設された。創設者は、フランス第二の都市リヨンで代々紙を扱う商家であったヴェリヤック家、その長兄であるアンリ。設立間も無く、弟のロベールも経営に参加したという。当初の社名は「ヴェリヤック兄弟社」。そして、1934年にヴェリヤック兄弟社がメモパッドを含むすべての製品の商標として登録したのが<RHODIA>である。このブランド名は、フランス四大河川のひとつ、リヨンを流れるローヌ川(RHONE)に由来している。今ではすっかりお馴染みの、2本の木を模したマークは、紙の原料「木」であると同時に、アンリとロベール、二人の兄弟の絆を象徴する。
『お使いいただければわかる「品質」。これこそRHODIAのブランドを雄弁に語るものだと私たちは考え、その実現と維持のための努力を怠ったことはありません。』
そう語るのは、創設者アンリの息子であるDidier Verilhac。
こう豪語するだけあり、紙質はモレスキンなどと比べても良いように思う。なにより、坪量90g/m2(一般的なノートは70g/m2)であることは、万年筆を扱う私にとってインクが裏に透けにくく都合がいい。もちろん、ロイヒトトゥルムなど良質なノートはほかにもあるが、坪量の面でRHODIAを選んでいる。坪量、価格ともにRHODIAよりいいものがあれば使ってみたい。
以上
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