炭水化物抜き(以下ローカーボ(Low Carbohydrate))を1ヶ月以上続けている私が、その結果を記そうと思います。
結果としては、体重は63.4kg→63.1kgとほぼ変わらず。体の調子としては、なんとなく皮膚に張りがある気がする程度です。
しっかりとデータを取り続けた訳ではないため、正確には言えないのですが個人的には別の部分で効果を感じています。
それは、食後の眠気を感じることがなく、常に脳がクリアな状況で過ごせたことです。これにより、残業の多い私が、仕事中ほぼ疲れずに休まず働き続けることができました。
また、体重や身体的な結果が著しくなかった原因は、摂取カロリーを気にしなすぎたことかと思います。
ローカーボではあまりカロリーを気にする必要がなく、しっかりと脂質を摂ることが重要。ということに重きを置きすぎて、朝食からステーキ300gに目玉焼き4つ、バターで炒めた野菜にMCTオイルを入れたコーヒー、加えてナッツを一握り。と、カロリーを全く気にせず、一日に3,000kcal以上を摂っていたと思います。
そのため、ローカーボをしながら体重が増加するという期間もあり、自分でもやり方を見直さなければという感情がありました。
一方で、どれほど食べても食後に眠気が来ることなく、常にパフォーマンスが安定していたため、食生活を見直すという気持ちになりにくかったのも事実です。
さて、今後の食生活についてですが、一旦はローカーボをやめようと思います。
ただし、ローカーボの魅力を感じたことも事実なので、いい部分は今後の食生活にも取り入れようと思います。
今回強く感じたことは、人間は炭水化物を全く摂らなくても生きていけるということです。
今までは、炭水化物は脳のエネルギーであり、体のエネルギーになるため、必ず摂らないといけない。
そう思っていましたが、1ヶ月摂らなくても問題がないことから、人間には炭水化物が必要ないと感じました。
一方で、1ヶ月経過したあたりから、夜になると元気がなくなるという現象を体感したことも事実です。この事実が、ローカーボをやめるきっかけです。このきっかけを引き起こしたのは、体内で糖質を生み出す糖新生が活発に行われたためではないか?と思いますが、真相は分かりません。
糖新生とは、体内で、アミノ酸(たんぱく質)等を分解してグルコース(ブドウ糖)を生み出すことです。糖新生が活発に行われ、血液中にグルコースの量が増え血糖値が上がる。その血糖値を下げるためにすい臓からインスリンが分泌され、血液中のグルコースが細胞への運び込まれ、結果として血液中のグルコースが減少し血糖値が下がる。
私の体内でこの糖新生が活発に行われ、最終的に血糖値が下がり元気がなくなったのではないか?と考えています。また、寝起きに体が痺れたり、頭の中がぴりぴりと痺れる感覚も頻繁に感じました。
話がそれましたが、タイトルにある通り、今日私は寿司を食べました。
炭水化物をまったく摂らないはずの私が。
めちゃくちゃおいしかったです。
久しぶりに白米、炭水化物を摂ったため眠くなってしまうかと思いましたが、眠くなりませんでした。体調もすこぶる良いです。
何事も程々が良いのかもしれません。
ローカーボをして培った脂質の知識や糖質断食の経験は、今後の人生に活かそうと思います。
まとまりなく書いてしまいましたが、今回はこれで終わりです。
P.S.
塩分を摂ると血圧が上がる仕組み
人の体は体内の水分と塩分の濃度を一定に保ちたがります。しょっぱいものを食べると水を飲みたくなるのもこのせいです。
その割合は、
水分:塩分 =100:0.9
であり、成人の体内の水分はおよそ65%と言われています。
例えば、60kgの人であれば、体内の水分量は約39リットル。塩分量はその0.9%なので約350gというものです。
梅干し1粒には塩分が2gほどはいっているので、梅干しを1粒食べると220mlほどの水分を摂りたくなるのが人の体の仕組みです。
そして、水分を摂取すると体内の血液量が増加します。体内の血液量が増加すれば、心臓に送り込まれる血液量が増え、心臓に送り込まれる血液量が増加すれば、心臓が送り出す血液量も増加する。心臓が送り出す血液量が増加するということは、心臓が血液を送る力が強くなるということであり、血管にかかる圧力、血圧が上昇する。という仕組みです。
以上
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