今日から私は、炭水化物断食を始めます。

ご飯を食べたあと、眠くなってしまう。

お昼ご飯のあとは、眠くて仕事や授業に集中できない。

皆さんは、そんな経験をしたことはないでしょうか。

これらの要因は、炭水化物(正確には糖質)の過剰摂取によるものなのです。

では、そもそも炭水化物とはなんなのでしょうか。

定義式は下記の通りです。

炭水化物 = 糖質 + 食物繊維

例えば、茶碗一杯のご飯150gには炭水化物が57.1g含まれています。その炭水化物のうち、食物繊維はたったの0.5gです。

先程の定義式に当てはめると、茶碗一杯のご飯は

炭水化物(57.1g) = 糖質(Xg) + 食物繊維(0.5g)

糖質と食物繊維の合計が炭水化物であり、炭水化物57.1gのうち食物繊維は0.5g、残りの56.6gが糖質ということになります。

糖質(Xg) = 炭水化物(57.1g) – 食物繊維 (0.5g) = 56.6g

明らかに糖質の割合が多いですね。

では、この糖質を体内に入れるとどうなるのでしょうか?

通常、食べ物が体内に入ると血液中のブドウ糖の量が増え、血糖値が上昇します。血糖値が上がると膵臓から血糖を低下させるはたらきのあるインスリンというホルモンが分泌され、通常2時間ほどで元の数値に戻ります。

しかし、極端に糖質を取り過ぎると一気に血糖値が上昇し、大量のインスリンが必要になります。この時にインスリンの分泌が追いつかないと過血糖という状況になります。この状態が続くと、ブドウ糖が脳に十分に行き渡らず、頭がぼーっとしたり、眠くなったりする症状につながるのです。

つまり、糖質の摂りすぎが眠くなること、集中力低下に繋がるのです。

では、糖質の摂りすぎとはどの程度を指すのでしょうか。

一日当たりの糖質の推奨摂取量は以下の通りです。

1日に必要な糖質摂取量(g) =
標準体重(kg)×活動量(kcal)×0.6÷4
※標準体重=身長(m)×身長(m)×22
※活動量の数値軽い:25~30普通:30~35重い:35~

(参考)活動レベルの定義

軽い生活の大半が座っているなど、静かな活動が中心
普通通勤や買い物などで一定の立っている時間があり、軽い運動をする
重い移動や立っている時間が長く、活発な運動をしている

例えば、身長170cm、活動量が普通の方の場合、

糖質摂取量 = 1.7 × 1.7 × 22 × 30 × 0.6 ÷ 4

= 286.11g

自然に生きる日本人は、平均して300g/日の糖質を摂るようなので、意識をしないと摂りすぎとなってしまいます。

さて、この事実を受け、私は炭水化物を摂らないことを決めました。今日から1週間続けます。

効果を感じれば、さらに1ヶ月と期間を伸ばす事も考えております。

炭水化物の対象となるのは主に主食とされる米、小麦等です。

納豆やキムチなど、少量の炭水化物が入っているものを摂取することにより結果的に摂ってしまう炭水化物は良しとします。そうでないと食べるものがなくなってしまうので。

体の変化も記録を摂ってみます。

体重64.1g

以上